マレーシアは礼拝堂の宝庫
多民族・多宗教の国、マレーシア
マレーシアはマレー系・中華系・インド系の人種で構成される複数民族国家。
国教はイスラム教ですが、仏教・キリスト教・ヒンズー教など多宗教の国でもあります。
そのため市内にはイスラム教のモスク、仏教寺院、ヒンズー教寺院、キリスト教教会とあちこちに礼拝堂があります。
「山の都」イポー
地方都市のイポーは石灰岩の岩山に囲まれた「山の都」と呼ばれるマレーシア第4の都市で、郊外にはその岩山の洞窟を活用した仏教やヒンズー教の寺院があります。
マレーシアの中でも中華系の多い地域なので、他の地域に比べると仏教系の寺院が多いのも特徴です。
またイポーはローカルフードの美味しい場所としても有名で、クアラルンプールやペナン等からその食を求めてやってくるほどです。
食べ物については別の記事で改めて紹介したいと思います。
岩仙霊
イポーの南部に「岩仙霊」はあります。有名な南天洞のすぐ近くです。
イポーからクアラルンプールに向かう1号線沿いにあります。
ちなみにこの通り沿いは岩山が多いため洞窟寺院がたくさんあります。
神社仏閣に行くと自然と厳粛な気持ちになります。
そして狛犬や仁王像を見てさらに身が引き締まる思いをしたことは多くの人が経験したことでしょう。
ツッコミどころ満載で思わずリラックス
では「岩仙霊」の入り口に立ってみましょう。
既に何やらたくさんいるのが見えます。
入り口の左右には軽くリラックスさせてくれる像が迎えてくれます。(クリックで拡大表示)
いよいよ内部へ
入り口に架かる橋を笑いをこらえながら渡り中に入ると、そこは時空を超えたのか、マジックにかかったのかという錯覚さえ起こしそうな一種異様な世界に迷い込んだ気持ちになります。
全ての悩みはこの瞬間に消えていきます。
中に入りすぐ右側には西遊記でお馴染みの三蔵法師、孫悟空、猪八戒、沙悟浄らが迎えてくれます。
「え、何頭身⁉︎」ということは気にしないでください。気にし始めたらこの先ついていけません。
三蔵法師様は私たちの幸せを祈っていただいてますし、孫悟空も「おっす」と歓迎してくれています。
我々が見たドラマや映画は美化されすぎていたのかもしれません。
ここで足を止めていると時間がかかってしまいますので先に進みます。
入り口から直進すると境内に突き当たります。
その左右の像をご覧ください。(クリックで拡大表示)
仁王像や狛犬ならリラックスできない方もこの像ならリラックスできると思います。
福星高照エリアへ
岩仙霊は内部が二つのエリアに分かれています。
そのエリアを隔てる壁には「福星高照」(幸運が訪れますの意味)と書かれています。
福星高照エリアに行ってみましょう。
中に入ると多くの偉人がお待ちかねです。(クリックで拡大表示)
また境内上部には寝釈迦像、阿修羅像もおられます。
境内2階には精巧な作りの像もあります。
これまで紹介した像は和み系がほとんどでしたが、境内2階の室内には精巧な仏像があります。
このようなメリハリのあるところもマレーシアの魅力です。
次回の訪問が待ち遠しい
新型コロナ感染症拡大の行動規制により日本からマレーシアに行くことは非常に難しくなってしまいました。
コロナ禍が終息したらすぐにでも行って移住ビジネスを進めて行きます。
そして岩仙霊に訪れ、最新情報に更新したいと思います。
マレーシア移住につきましては別記事で紹介しておりますので、是非そちらもご覧ください。
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