海外移住するならマレーシアがおすすめ。滞在経験者がその理由を説明。

マレーシアの在留ビザMM2Hの申請条件が大きく変更されました。

別記事「海外在住経験者が教える海外移住先を決める方法」で海外移住先を決めるポイントを書きました。

そして私自身が8年間住んだ経験から私が進める海外移住先は「ズバリ!マレーシア!」としました。
その理由を海外移住先を決める各要素ごとに説明したいと思います。

本来であればできるだけ詳しく書きたいのですが、記事が長くなってしまいますので、詳しい説明は別途説明会で行いたいと思います。説明会の方法はこのブログでご案内いたしますのでお楽しみに。

 

海外移住先はマレーシアが絶対にオススメです。

マナブ
マナブ

マレーシアがオススメなんですね。

それはやはり自分の経験からですか?

TECCI
TECCI

もちろんそれもありますが、私がマレーシアで知り合った
方はマレーシアだけではなく、東南アジア、ヨーロッパ、
アメリカに住んだ方もいらっしゃいます。
その方々からもヒアリングをした結果も反映しています。

マナブ
マナブ

海外旅行では行ったことがある土地でも

住むとなると違うんですね?

TECCI
TECCI

もちろん違います。
だからこそいろんな要素を検討しなくては
なりません。
マレーシア推しの理由を話したいと思います。

マナブ
マナブ

是非聞かせてください。
今後の参考にしたいと思います。

基本的な10要素から説明します。

言語

マレーシア人が日常会話で使う言語は大きく分けて4つあります。

  1. マレーシア語
  2. 中国語
  3. タミール語
  4. 英語

マレーシア人は主にマレー系・中華系・インド系の3つの人種から構成されています。
それぞれの異人種間とマレー系同士は主にマレーシア語を使い、中華系は中国語ですが、中国語と言っても祖先の出身地によって北京語、広東語、福建語、客家語を使います。
インド系同志ではタミール語を使います。
そしてほとんどのマレーシア人は英語を使えますので、地方の店舗に行っても困ることはあまりありません。

日本人が生活するにあたり英語が話せれば生活できます。
マレーシア国内の大きな都市の病院には日本語の話せる看護師もいるのでいざという時にも安心です。
親日家のマハティール元首相が提唱した東方政策により、マレーシア国内にて日本語コンクールが開催されるほど日本語は馴染みがあります。
また日本や日系企業で働いた経験を持つ人や、最近であればアニメで日本語を覚える人もいたり、既に滞在している日本人も多いため街中で日本語を耳にすることもあります。

日本人にとって馴染みのある英語が使えるので生活には困らないでしょう。

食事

マレーシアの食べ物。フルーツ

マレーシアは食の宝庫です。値段も安く最高のコストパフォーマンスを実感できます。
ローカルフーズ以外に、日本食、イタリアン、フレンチ、タイ、ベトナムなど世界各地の料理もありますし、それぞれレベルが高いです。
代表的なローカルフーズを紹介したいと思います。

但し、ここで説明している料理がそれぞれの料理の全てでないことを最初にお断りしておきます。

あくまでもそれぞれの料理の特徴と私の感想です。

マレー料理

ココナッツや香辛料を使ったスパイシーな料理が特徴で、ほどよい辛さと酸味、甘みがあります。
ナシゴレン、ミーゴレン等は聞いたことがある名前だと思います。ナシは米、ミーは麺、ゴレンは焼く・揚げるです。どこの店で食べてもハズレがありません。迷った時はこのどちらかを頼めば良いでしょう。
値段は日本のチャーハンほどの量があってRM5~RM6ですので、約130円です。

日本の焼き鳥に似たサテーは、ピーナッツを混ぜたちょっと甘めのタレをつけて食べる国民的な料理です。

朝食によく食べられるのが「ナシレマ」です。ココナッツミルクで炊いたご飯に小魚、ピーナッツ、卵、キュウリが添えられていて、それにサンバルという辛味噌のような調味料をつけて食べます。

インド料理

主に南インド方面の料理が多いです。

インド風のファーストフード、「ロティチャナイ」はフードコートや街角にありインド系だけでなく中華系・マレー系にも人気です。

もちろんインドといえばカレーですが、辛すぎず日本人の口にもあります。

それにタンドリーチキン等を添えて食べるランチも定番です。

中華料理

マレーシア国内で中国各地(広東・福建・四川・客家・海南島等)の料理を楽しむことができます。

飲茶(点心)は早朝から営業しているところが多く朝食から贅沢な気分になります。

チキンライスは鶏がらスープで炊いたご飯に蒸し鶏を添えた料理で、各店独自のチリソースが味を引き立てます。

鍋料理であるスチームボートも日本の鍋料理よりスープ・具・タレ・麺の種類も多く飽きが来ません。

バクテー(肉骨茶)と呼ばれる豚肉を煮込んだ香草入りのスープに野菜や麩等を入れて食べる料理も癖がなくて日本人にも人気です。

その他多くの飯類・麺類・料理がありますので、飽きることはないと思います。

ニョニャ料理

マレーシア料理と中華料理が融合した料理で、ニョニャ料理専門店はマレーシア国内の中でも多くなく、ペナン島やマラッカ方面に点在しています。

最近は高級料理となっていますが、機会があれば召し上がることをお勧めします。

 

ここには書ききれませんが、各料理以外にもマレーシアはフルーツ王国で、ドリアン・マンゴスチン・マンゴーをはじめ日本では見たこともない美味しいフルーツがたくさんあります。

その他南国独特のデザートや飲み物も多種類あります。

気候

マレーシアは熱帯地方に属しますが、ものすごく暑いかというとそんなことはありません。
年間の平均気温は一年中24度〜33度と、日本の夏よりも気温が低いんです。

travelonline.comより引用

朝は爽やかで非常に過ごしやすく、日中も日陰にいればそんなに暑さを感じません。
雨上がりの夕方などは涼しくて最高です。

日照時間も一番長い時と短い時で30分ほどしか差がありません。
雨季と乾季がありますが、ずーっと雨ということや雨が全く降らないということもありません。
台風や地震もないので穏やかに生活ができるのではないでしょうか?

治安

安定した経済成長と最低賃金法の制定により国民の所得は上がっております。
このため以前は強盗や強奪が多かったのですが、近年はそのような犯罪は減りつつあります。
とはいえマレーシアには多くの外国人労働者もいますので、日本人が一人で夜間や人通りの少ない場所を歩くのはお勧めしません。
基本的な安全対策をとっていれば大きな問題はないかと思います。

日本との距離・日本との時差

日本ーマレーシア間の移動は航空機で約6時間半、時差は1時間(マレーシアが1時間遅れ)です。
マレーシアと日本とで仕事や親族・家族とコミュニケーションをとる場合においても全く問題のない時差ではないでしょうか?

また移動時間も空港間で7時間のため長過ぎるという時間ではないかと思います。

物価

マレーシアの通貨はマレーシアリンギット(RM)で、RM1は約26円です。
全体的な印象としては生活必需品は比較的安価ですが、アルコール飲料・先進的な電化製品は高価です。
一例をあげると下記の通りです。

生活必需品
  • 飯類・麺類 RM4~RM6(104円~156円)
  • ガソリン 1L  RM1.80(47円) ディーゼル 1L  RM1.98(51円)  産油国のため安価です。
  • 上下水道代 1ヶ月 RM14~RM33(364円~858円)
  • 電気料金 1ヶ月 RM25~RM90(650円~2,340円)
  • 家賃 1ヶ月 RM1,100~RM2,500(28,600円~65,000円) 2LDK~
  • 衛星テレビ 1ヶ月 RM90~(2,340円~) 受信チャンネル数によります。
  • インターネット 1ヶ月 RM30~RM105(780円~2,730円) 衛星テレビとセットあり。
  • 携帯電話 1ヶ月 RM50~RM120(1,300円~3,120円)
アルコール飲料・電化製品等
  • ビール大瓶 1本 RM16(416円)
    日本の価格と比較しても凄い高くないようですが、飯類がRM4で食べられることを考えると高いです。
  • iPhone12 Pro RM4,899(127,374円) Appleは安売りをしないので他の物価と比較するとやはり高いです。

インフラ

インフラは生活基盤ですので個人の力だけで充実させることは難しく、その地域で整備されている必要があります。
マレーシアの各種インフラについて説明します。

交通インフラ

アジア最大の国際空港であるクアラルンプール国際空港(KLIA)や格安航空のKLIA2の他、KL市内から近いスバン空港がクアラルンプール近くにあるほか、ペナン・ジョホールバル・イポー・ランカウイ、その他半島部東海岸側、東マレーシアにもあります。
クアラルンプール近郊ではMRT,LRT,モノレールの電車網があるほか、半島部の南北を走る高速電車があります。
市民の足として活用されているのが高速バスで電車よりリーズナブルに各地に行くことが出来ます。
その他路線バスもあります。
Grabも大人気でちょっとした買い物で出かける時にも気軽に使えます。

高速道路網も整備されており道路の状態は日本とほとんど変わりません。
ETCで高速道路代だけでなく、市内の駐車場料金を支払うこともできます。
車は右ハンドル左側通行なので日本と同じです。

通信インフラ

マレーシア国内での携帯電話はほとんどの生活エリアで使えます。
インターネット回線は現在光ファイバーを整備中ですが、都市部は既に使えます。
ほとんどのレストランやカフェでフリーWiFiも使えますので、WiFiについては日本より便利です。
衛生放送も充実していて最大手のASTROを契約すれば、日本語放送NHK Worldを見ることが出来るほか、各種スポーツやニュース番組を楽しむことが出来ます。

生活インフラ

上下水道はほとんどの生活地域で完備されていますので生活上困ることはありません。

食料品はじめ生活必需品の調達は大規模ショッピングセンターやコンビニ、ミニマート等が各地にありますので不便はありません。

子供の就学についても日本人学校やインターナショナルスクールがあります。

医療

クアラルンプールやペナンなどには設備の整った私立の総合病院があり、海外から人間ドックなどのためにマレーシアを訪れる医療ツーリズムの受け入れが盛んです。
日本語が通じる医師や通訳が常駐しているクリニックや病院もあります。
風邪など軽い症状ならまずクリニックに行き、精密検査が必要だったり、手術が必要な場合は、クリニックの医師に専門医へ紹介状を書いてもらうのが一般的です。

自然災害

地震・台風・火山噴火はありません。
自然災害で起こるものとしてはヘイズによる大気汚染、豪雨による洪水があります。
日本に無い病気としてはデング熱があります。

まとめ

以上、10要素について説明してきました。
移住の目的がまずあり、人により優先順位が異なると思いますが、マレーシアはどの要素をとっても平均点以上を与えられます。
新型コロナウィルス感染症により現在(2020年12月時点)渡航制限により日本・マレーシア間の移動はビザ保持者のみに限られておりますが、マレーシアへの移住に興味を持たれた方は是非一報ください。

TECCI
TECCI

弊社は現地パートナーと協力してショートステイ・ロングステイ(MM2H)のサポートをしております。

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