
テリマカシの意味を知ったとき、言葉の見え方が変わった話
「ありがとう」の本当の意味を知っていますか?
マレーシア語で「ありがとう」は Terima kasih(テリマカシ) と言います。
ただの感謝の言葉だと思っていたこの言葉に、私はかなりしびれました。
マレーシア語の「ありがとう」は Terima kasih
マレーシア語で「ありがとう」は Terima kasih(テリマカシ) です。
マレーシアに行ったことがある方なら、一度は聞いたことがあるかもしれません。
私も最初は、日本語の「ありがとう」、英語の「Thank you」と同じ意味だと思っていました。
「せっかくマレーシアに行くのだから、ひとつくらい現地の言葉を覚えよう」
そう思って最初に覚えた言葉のひとつが、このテリマカシでした。
Terima kasih の本当の意味
ある日、ペナンの日本人学校の先生をされていた方から、
この言葉の意味を教えていただきました。
- Terima = 受け入れる
- Kasih = 愛
つまり、Terima kasih は「あなたの愛を受け入れます」
という意味になるのです。
これを聞いたとき、正直かなり感動しました。
ただの「ありがとう」ではなく、
相手の行為や気持ちを「愛」として受け取り、それを受け入れる。
言葉の奥に、こんなに温かい意味があったのかと思いました。
「どういたしまして」にも美しい意味がある
そして、Terima kasih に対する返事が
Sama-sama(サマサマ) です。
Sama-sama は「私も同じです」という意味になります。
- あなたの愛を受け入れます
- 私も同じ気持ちです
こう考えると、感謝と返答が一方通行ではなく、
とても温かい双方向のやり取りに感じられます。
「ありがとう」と「どういたしまして」だけで、
人と人との距離が少し近づくような気がします。
言葉には、その国の文化が表れる
マレーシアは、多民族・多宗教・多文化の国です。
イスラム教徒、華人、インド系の人々など、さまざまな背景を持つ人たちが共に暮らしています。
その中で生まれる空気感には、日本とは違う独特の距離感と温かさがあります。
Terima kasih という言葉には、
そうしたマレーシアの文化が表れているように感じます。
言葉は単なる記号ではありません。
その国の価値観、人との関わり方、文化の奥行きを映し出しているのだと思います。
現地の人も意外と知らないことがある
この話をマレーシア人にすると、
「なるほど」と感心してくれることがあります。
日常的に使っている言葉ほど、
その語源や本来の意味を深く考える機会は少ないのかもしれません。
これは日本語でも同じです。
私たちが普段何気なく使っている「ありがとう」や「いただきます」にも、
改めて考えると深い意味があります。
「ありがとう」は、相手の気持ちを受け取る言葉
Terima kasih の意味を知ってから、
私の中で「ありがとう」という言葉の見え方が少し変わりました。
感謝とは、単に礼を言うことではなく、
相手がしてくれたこと、その気持ち、その背景を受け取ることなのかもしれません。
「ありがとう」は、相手の行為を受け取る言葉。
そして、相手の気持ちを大切にする言葉。
Terima kasih は、そんなことを教えてくれた言葉でした。
まとめ
マレーシア語の「ありがとう」である Terima kasih。
その意味は、単なる感謝ではなく、
「あなたの愛を受け入れます」 という、とても温かいものでした。
たった一つの言葉でも、その意味を知ると、
その国の文化や人との関わり方が少し見えてきます。
マレーシアという国を知る入口として、
まずはこの言葉を覚えてみるのも良いかもしれません。
Terima kasih.
この記事が、どこかで
「ためになるかもしれない」と思っていただけたら嬉しいです。
■ マレーシアに興味がある方へ
「テリマカシ」は、単なる「ありがとう」ではなく、
人との距離感や文化の違いを感じさせる言葉でもあります。
日本とは少し違う価値観やコミュニケーションについて、
実体験を交えて書いています。
海外生活や異文化体験について
海外生活や異文化体験についてもまとめています。





コメント