「おみ記事」はこうして生まれた|記事が増えたら、自分のブログが見えてきた

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このブログ「ためになるかもしれないブログ」の記事が、いつの間にかずいぶん増えていました。

ITの仕事をしてきた中で経験したこと。
マレーシアで暮らし、会社を経営していた頃のこと。
経営や仕事について考えたこと。
AIを使っていて気付いたこと。
そして、日常生活の中で「これってどうなんだろう?」と思ったこと。

書いてみたいこと自体は、以前からたくさんありました。

ただ、頭の中にあることを一つの記事としてまとめるとなると、それなりに時間がかかります。

最近はAIを調べ物や考えの整理にも使うようになり、「これも記事にしておこう」と思ったことを、以前より形にしやすくなりました。

そうして記事を書き続けていたら、今度は別のことが気になり始めました。

昔の記事が、どんどん埋もれていくのです。

よく読まれる記事と、埋もれていく記事

ブログには、公開してから時間が経っても検索から読まれ続ける記事があります。

tecci.netでは、Windows 11の設定方法やExcelに関する記事などがその代表です。

何かに困って検索し、その答えを探して記事を訪れてくれる。

これはブログの大切な役割だと思います。

一方で、記事が増えてくると、ほとんど表に出てこなくなる記事もあります。

マレーシアで経験したことだったり、仕事をしていて気付いたことだったり、ふと疑問に思って調べたことだったり。

検索するほどではないけれど、偶然目にしたら、

「へぇ、こんな話もあるんだ」

と思ってもらえる記事もあります。

でも、新しい記事を書けば書くほど、そうした過去の記事は後ろへ下がっていきます。

過去の記事と、偶然出会えるような仕組みがあったら面白いのではないか。

そんなことを考えるようになりました。

関連記事でも、人気記事でもないもの

ブログには通常、「関連記事」や「人気記事」という仕組みがあります。

関連記事なら、今読んでいる記事に近いテーマの記事を紹介できます。

人気記事なら、多くの人が読んでいる記事を紹介できます。

どちらも便利です。

ただ、それでは結局、似た記事や、すでによく読まれている記事が中心になります。

そこで、こんなことを考えました。

「いっそのこと、完全にランダムで1本選んだらどうだろう?」

ITの記事を読みに来た人に、突然マレーシアの記事が出るかもしれない。

経営の記事を読んでいたら、AIの話が出てくるかもしれない。

あるいは、自分自身や人生について考えた記事が出てくるかもしれない。

何が出るか分からない。

それなら、ちょっと「おみくじ」に似ています。

記事 + おみくじ = 「おみ記事」

こうして「おみ記事」という名前が生まれました。

「今日の記事を引く」を作ってみた

名前が決まったら、今度は実際に作ってみたくなります。

仕組みとしてはシンプルです。

「今日の記事を引く」というボタンを押すと、tecci.netで公開している記事の中からランダムに1本を選びます。

ただ、実際に作り始めると、いろいろ欲が出てきました。

  • 同じ記事が続けて出ないようにしたい
  • 気に入らなければ「もう一度引く」ができるようにしたい
  • TOPページだけでなく、記事を読み終わったところにも置きたい
  • 何回引かれたのか知りたい
  • 引いた記事が実際に読まれたのかも知りたい

そこでChatGPTと相談しながら、WordPress上で動く仕組みを少しずつ作っていきました。

さらにGoogle Analytics 4とGoogle Tag Managerを使って、

  • 「おみ記事」が何回引かれたか
  • 出てきた記事が何回クリックされたか

も分かるようにしました。

最初は文字とボタンだけだったのですが、せっかく「おみ記事」という名前を付けたのだから、もう少し遊び心があってもいい。

そこで、おみくじ箱をモチーフにした「おみ記事」のイメージも作りました。

こうして最初に考えていたものより、少しずつ「おみ記事」らしくなっていきました。

読者のために作ったのに、自分が一番面白かった

実際に完成した「おみ記事」を、自分でも何度か引いてみました。

すると、思っていなかったことが起こりました。

「ああ、こんな記事も書いたな」

「これを書いたのは、こんなことを考えていた頃だったな」

「こうして見ると、ずいぶんいろいろなテーマを書いているな」

自分で書いたブログなのに、ランダムに記事が出てくることで、少し違った見え方をするのです。

IT、AI、経営、マレーシア、シンガポール、仕事、人生、日常の疑問。

一つ一つを見ると、ずいぶんバラバラなブログです。

以前なら、この「バラバラさ」はブログとして弱点なのではないか、と考えたかもしれません。

ところが「おみ記事」を何度か引いているうちに、少し違う見方をするようになりました。

テーマはバラバラでも、すべて自分が経験したこと、疑問に思ったこと、調べたこと、試したことから生まれている。

そう考えると、このバラバラさも、このブログの特徴なのかもしれません。

記事が増えたことで、ブログ全体が見えてきた

振り返ってみると、「おみ記事」が生まれるまでには、こんな流れがありました。

書いてみたい経験や疑問がある。
↓
AIなども使いながら、調べたり考えを整理したりする。
↓
記事として残す機会が増える。
↓
記事が増え、扱うテーマも広がる。
↓
過去の記事が埋もれるようになる。
↓
「偶然、過去記事と出会える仕組みがあったら面白い」と考える。
↓
「おみ記事」が生まれる。

そして、その「おみ記事」を自分で使ってみたことで、今度は自分自身がブログ全体を俯瞰することになりました。

最初から、ここまで考えていたわけではありません。

一つやってみたら、次のことに気付いた。

その気付きから、また次のことをやってみた。

その繰り返しです。

AIは「答えを聞くもの」だけではない

AIというと、「質問すると答えてくれるもの」というイメージを持つ人も多いと思います。

もちろん、それも便利な使い方です。

でも私自身は最近、少し違う使い方が増えてきました。

頭の中にあることを整理する。
疑問に思ったことを調べる。
アイデアを相談する。
そして「だったら、こんなこともできるのでは?」と次のアイデアにつなげていく。

今回の「おみ記事」も、その延長線上で生まれました。

AIは答えを出してもらうためだけの道具ではなく、自分の考えを次の行動につなげる道具にもなる。

「おみ記事」を作りながら、そんなことも改めて感じました。

さて、今日の「おみ記事」は?

ここまで「おみ記事」が生まれるまでの話を書いてきました。

説明だけでは面白くありません。

せっかくなので、最後に実際に1本引いてみてください。

ITの記事が出るのか。
マレーシアの記事が出るのか。
経営やAIの話なのか。
それとも、まったく予想していなかった記事なのか。

私にも、あなたに何の記事が出るのか分かりません(笑)。

次は何を読みますか?

せっかくなので、いつもなら選ばない記事を1つ。

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