マレーシアで体験した不思議な出来事④|奇跡は、努力した人の前に突然現れるのかもしれない

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マレーシアで過ごした8年間、私は数多くの「偶然とは思えない出来事」を体験しました。

火事によって赤字が黒字に変わったこと。
ボイコットの最中にテーブルが崩れ落ちたこと。
税関署長の突然の異動で、数ヶ月止まっていた案件が動き出したこと。

今振り返っても、不思議なタイミングだったと思います。

しかし同時に、ただ偶然だったとも思っていません。

奇跡は、待っていても起きない

世の中には、時々「奇跡」と呼ばれる出来事があります。

普通では考えられないような偶然。 絶妙すぎるタイミング。 信じられないような展開。

私自身、マレーシアで仕事をしていた時に、そんな場面を何度か経験しました。

しかし振り返ってみると、共通点があるように感じます。

それは、

「何もしていなかった時には、何も起きていない」

ということです。

奇跡のような出来事が起きた時というのは、決まって問題の真っ只中でした。

  • 赤字寸前で悩んでいた時
  • 社員との対立に向き合っていた時
  • 何ヶ月も役所と交渉を続けていた時

つまり、必死に動き続けていた時でした。

保険を変えたのは、奇跡を期待したからではない

火事によって会社が救われた話があります。

結果だけ見ると、

「運が良かった」

で終わる話かもしれません。

しかし、火事の前には、小さな判断の積み重ねがありました。

保険会社を見直し、新しい提案に耳を傾け、利益補償保険を追加した。

その時は、当然「将来火事が起きる」などとは思っていません。

ただ、

「少しでも良い形にしたい」

と思って動いただけでした。

もし何も考えず、昔のまま更新していたら。 もし新しい提案を面倒だからと断っていたら。

結果は全く違っていたかもしれません。

テーブルが崩れたのは偶然か

ボイコット騒動の最中、誰も触れていないテーブルが突然崩れ落ちた出来事もありました。

今でも、あれは本当に不思議でした。

しかし、あの場面もまた、私は逃げていませんでした。

社員と向き合い、説明し、対立から逃げずに話し続けていました。

もちろん、偶然テーブルが壊れただけかもしれません。

でも、もし私が説明会そのものを避けていたら、あの出来事も起きなかったでしょう。

奇跡というより、

「動いている人の前で、偶然が意味を持った」

そんな感じだったのかもしれません。

税関署長の異動も、努力の上に起きた

税関署長の突然の異動によって、止まっていた輸出許可が下りたこともありました。

これも、一見すると完全な偶然です。

しかし、その裏ではスタッフたちが何ヶ月も税関へ通い続けていました。

資料を作り、説明し、関係を築き、何度も交渉していました。

何もしなければ、そもそも「許可を待っている案件」自体が存在しません。

偶然だけで結果は生まれない。

努力だけでも、すぐ結果は出ない。

その両方が重なった時に、不思議な流れが生まれることがある。

そんな気がしています。

「猟奇的な彼女」の言葉

私は韓国映画「猟奇的な彼女」が好きなのですが、その中に印象的な言葉があります。

運命というものは、努力した人に偶然という橋を掛けてくれる。

あるいは、

偶然とは、努力した人に運命が与えてくれる橋。

正確な表現は少し違うかもしれませんが、私はこの考え方が好きです。

ただ待っているだけでは、偶然は意味を持ちません。

しかし、何かに向かって動いている時、思いがけない出来事が人生を前に進めることがあります。

海外で学んだこと

マレーシアでの生活は、日本とは違う価値観や文化に触れる毎日でした。

予定通りに進まないことも多く、

  • 設備が壊れる
  • 役所が動かない
  • 突然ルールが変わる
  • 感情で空気が変わる

そんなことは日常茶飯事でした。

しかし逆に、日本では起きないような不思議な偶然も起きる。

海外だからこそ学べたことも沢山ありました。

そして今振り返ると、

「問題だらけだった時期ほど、人生の記憶に強く残っている」

そんな気もしています。

まとめ

私は、奇跡は最初から期待して起きるものではないと思っています。

むしろ、

目の前の問題に向き合い、 できることを積み重ね、 必死に動いている最中に、 後から振り返ると「奇跡のようだった」と感じるもの。

それが人生の不思議なのかもしれません。

これからも、また予想もしない出来事が起きるかもしれません。

でも、その時に偶然を掴めるよう、今できることを積み重ねていきたいと思います。

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