
この記事は経営資源(ヒト・モノ・カネ・情報)の5Sの書き直し版です。
内容をさらに深堀しました。
シリーズになっております。
― ヒト・モノ・カネ・情報を整理する思考法 ―
多くの人が「5S」と聞くと、工場や作業現場の整理整頓を思い浮かべるかもしれません。
整理、整頓、清掃、清潔、躾。
いわゆる現場改善の基本として広く知られている考え方です。
しかし、もしこの5Sを経営そのものに当てはめたらどうなるでしょうか。
企業の経営資源
企業には様々な経営資源があります。
- ヒト(人材)
- モノ(設備・商品)
- カネ(資金)
- 情報(データ・知識)
企業は、この4つの資源を使って価値を生み出しています。
もしこの経営資源そのものに5Sを適用することができれば、企業全体の質を高めることができるのではないでしょうか。
5Sはモノだけのものではない
多くの企業で行われている5Sは、主に「モノ」に対して行われます。
- 不要な物を捨てる
- 工具の置き場所を決める
- 職場を掃除する
しかし企業を動かしているのはモノだけではありません。
むしろ重要なのは
- 人材
- 資金
- 情報
です。
経営資源の4つの対象
モノ
設備、商品、在庫など。一般的な5Sは主にここに焦点が当たっています。
ヒト
企業にとって最大の資産は人材です。適材適所の配置や人事評価、組織設計などは、人に対する5Sと言えるでしょう。
カネ
企業活動において資金は血液のような存在です。不要なコストを削減し、必要な分野に投資する。これも資金の整理整頓と言えます。
情報
現代の企業において情報は重要な資産です。必要な情報がすぐ使える状態にあるか、機密情報が適切に管理されているかも5Sとして考えることができます。
経営の質は「整理力」で決まる
企業が成長できるかどうかは、どれだけ多くのことをするかではありません。
何をやめるかを決める力が重要です。
- 不要な事業をやめる
- 不要な仕事をやめる
- 不要な情報を捨てる
つまり経営とは巨大な整理整頓とも言えるのです。
最終的に重要になるのは「躾」
5Sの最後にあるのが躾(しつけ)です。
躾とは
- 習慣
- ルール
- 仕組み
を意味します。
躾が根付いた組織では、整理・整頓・清掃・清潔が自然に維持されるようになります。
そして組織はより良い状態を目指して自然に改善を続けるようになるのです。
次回予告
次回の記事では、まず「モノの5S」について詳しく解説していきます。


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