LinguaWriterとは?|プロンプトを書かずに「自分らしい文章」を作る7つの考え方【第2章まとめ】

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AIに人が合わせるのではなく、AIを人に合わせたい

LinguaWriterコラム第1章では、「AIライティングの壁」をテーマにしてきました。

ChatGPTをはじめとする生成AIは、とても便利です。

しかし実際に使ってみると、

  • 何を入力すればいいのか分からない
  • プロンプトが難しい
  • 思ったような文章にならない
  • AIが書くと自分らしさがなくなる

といった壁があります。

そこで第2章では、一つの問いについて考えてきました。

「人がAIの使い方を勉強するのではなく、AIの側をもっと人に近づけられないだろうか?」

その考えから生まれたのがLinguaWriterです。

第2章では、LinguaWriterを作った理由から、ライティングプロフィール、Portal、そしてこれから目指すAIライティングまで、7回にわたってご紹介してきました。

今回は、第2章を振り返りながら、LinguaWriterという考え方をまとめてみたいと思います。


第1回|なぜLinguaWriterを作ったのか

LinguaWriterを考える出発点には、とてもシンプルな疑問がありました。

「AIを使いたいだけなのに、なぜプロンプトを勉強しなければならないのだろう?」

ブログを書きたい人の目的は、プロンプトを書くことではありません。

ブログを完成させることです。

SNSなら投稿すること。

メールなら相手へ用件を伝えること。

そこでLinguaWriterでは、文章に必要な情報をテーマ、内容、結論、追加指示などに分けました。

完璧な一つの指示文を考えるのではなく、それぞれの項目に伝えたいことを入れていく。

しかも、キーボードで入力するだけでなく、音声でも入力できます。

タイプしなくてもいい。
プロンプトを意識しなくてもいい。
多少まとまっていない指示でもいい。

AIを使うための壁をできるだけ低くしたい。

それがLinguaWriterを作った理由です。

▶ 第1回「なぜLinguaWriterを作ったのか」を読む


第2回|ライティングプロフィールとは何か

入力を簡単にしても、もう一つ問題があります。

「どんな文章にするのか」です。

同じテーマでも、ITコンサルタントとエッセイストでは文章が違います。

ブログとInstagramでも違います。

初心者向けと専門家向けでも説明の仕方が変わります。

これを毎回プロンプトへ書くのではなく、あらかじめ「書き手」としてまとめておく。

それがライティングプロフィールです。

ライティングプロフィールは単なる「丁寧」「フレンドリー」といった口調設定ではありません。

どんな立場で、誰に向けて、どんな考え方で文章を書くのかをAIへ伝える「文章の設計図」です。

▶ 第2回「ライティングプロフィールとは何か」を読む


第3回|ライティングプロフィールには何を書くのか

では、ライティングプロフィールには何を設定すればよいのでしょうか。

第3回では、特に重要な5つのポイントをご紹介しました。

  1. どんな立場で書くのか
  2. 誰に向けて書くのか
  3. どんな文章スタイルにするのか
  4. 何のために書くのか
  5. 何を大切にして書くのか

一つひとつは難しいものではありません。

しかし、組み合わせると具体的な「書き手」が見えてきます。

例えば、

「中小企業の経営者に向けて、ITの難しい話を専門用語に頼らず、実例を交えながら論理的に説明するITコンサルタント」

といった形です。

そして、毎回変わらない「書き方」はプロフィールへ。

そのとき伝えたい「内容」は毎回の入力へ。

この役割分担によって、長いプロンプトを毎回作る必要がなくなります。

▶ 第3回「ライティングプロフィールには何を書くのか」を読む


第4回|自分に合ったプロフィールの選び方

プロフィールは、職業だけで選ぶものではありません。

何を書くのか。

誰に読んでもらうのか。

どんな雰囲気で伝えたいのか。

こうした目的から選ぶことができます。

第4回では、その分かりやすい例として「関西弁ライター」をご紹介しました。

例えば通常なら、

「AIは難しそうに見えますが、目的を明確にすれば初心者でも活用できます。」

という文章も、関西弁ライターなら、

「AIって難しそうに思うやろ? でもな、何したいかさえ決まってたら、意外と気軽に使えるんやで。」

となります。

伝えている内容は同じでも、印象は大きく変わります。

プロフィールを選ぶということは、AIにどんな「書き手」になってもらうかを選ぶこと。

仕事ではITコンサルタント、ブログではSEOブロガー、少し楽しい文章なら関西弁ライター。

服を着替えるように、目的に合わせて「書き手」を変えることができます。

▶ 第4回「自分に合ったライティングプロフィールの選び方」を読む


第5回|なぜプロフィールライブラリが必要なのか

ここで、また新しい壁が生まれます。

「プロフィールが便利なのは分かった。でも、自分で作るのは難しい。」

これでは、プロンプトという壁をなくして、その場所に「プロフィールを作る壁」を作っただけです。

そこで作ったのがLinguaWriter Portalです。

ゼロからプロフィールを作るのではなく、まず探してみる。

ブログ、SNS、ビジネス、教育、マーケティング、クリエイティブなど、自分の目的からプロフィールを探す。

用途や文章スタイル、難易度などから絞り込む。

そして、自分に近いプロフィールを選んで使ってみる。

「作る」から始めるのではなく、「選ぶ」から始める。

Portalは、そのためのプロフィールライブラリです。

▶ 第5回「なぜライティングプロフィールのライブラリが必要なのか」を読む


第6回|自分専用のプロフィールを育てる

Portalにあるプロフィールは、完成された唯一の正解ではありません。

まず自分に近いものを使ってみる。

すると、

「もう少し柔らかくしたい。」

「実体験をもっと重視したい。」

「専門用語を減らしたい。」

といった自分の好みが見えてきます。

それを少しずつプロフィールへ加えていく。

すると、既存のプロフィールが徐々に自分専用のライティングプロフィールへ変わっていきます。

重要なのは、最初から完璧なプロフィールを作ろうとしないことです。

選ぶ。
使う。
少し変える。
また使う。

この繰り返しによって、自分が本当に求めている文章も見えてきます。

▶ 第6回「自分専用のライティングプロフィールを育てる」を読む


第7回|LinguaWriterが目指すAIライティングの未来

第2章の最後では、さらにその先を考えました。

AIを使うためにプロンプトを勉強する。

現在は、それが有効な方法です。

しかし技術は成熟するほど、利用者から仕組みが見えなくなっていきます。

私たちはスマートフォンで写真を撮るために画像処理を勉強しません。

メールを送るために通信プロトコルを理解する必要もありません。

AIも、いつかそれくらい自然な道具になっていくはずです。

LinguaWriterが目指しているのも、その方向です。

話す。
プロフィールを選ぶ。
伝えたいことを入れる。
AIが文章へ整える。

その裏側でどんなプロンプトが使われているのかを、利用者が知らなくても使える。

「AIを使いこなす」から、「AIが自然にそこにいる」へ。

そんなAIライティングを目指しています。

▶ 第7回「LinguaWriterが目指すAIライティングの未来」を読む


7つの記事を通して見えてきたLinguaWriterの形

第2章でご紹介した内容を、もう一度シンプルに並べてみます。

  1. プロンプトを意識しなくても文章を作れるようにする
  2. 「どう書くか」をライティングプロフィールに任せる
  3. プロフィールに「書き手」の考え方を持たせる
  4. 目的に合わせてプロフィールを選ぶ
  5. Portalからプロフィールを探せるようにする
  6. 使いながら自分専用のプロフィールへ育てる
  7. 最終的にはAIそのものを意識せず文章を作れるようにする

これらは別々の機能ではありません。

すべて、一つの考えにつながっています。

人がAIに合わせるのではなく、AIを人に合わせる。

これがLinguaWriterの基本的な考え方です。

人が担当するのは「伝えたいこと」

AIが進化すると、人間が文章を書く必要がなくなる。

そう考える人もいるかもしれません。

しかし私は、むしろ人の役割がはっきりしてくると考えています。

AIは文章を整えることが得意です。

では、人は何をするのでしょうか。

自分の経験を話す。

自分の考えを伝える。

何を大切にしているのかを決める。

誰に届けたいのかを考える。

AIが「どう書くか」を助けてくれるからこそ、人は「何を伝えるか」に集中できる。

これこそ、AIライティングの大きな可能性だと思っています。

だから「あなたらしさ」が重要になる

AIが誰でも読みやすい文章を書けるようになれば、単に「文章が上手」というだけでは差が出にくくなるでしょう。

そのとき価値を持つのは、その人にしかないものです。

  • 経験
  • 知識
  • 失敗
  • 成功
  • 価値観
  • 考え方
  • 人柄

AIに文章を任せるから、自分らしさがなくなるのではありません。

AIに文章を整えてもらうことで、自分にしかない中身を伝えることへ、より多くの力を使えるようになる。

LinguaWriterのライティングプロフィールも、そのためにあります。

tecci.net、Portal、アプリにはそれぞれ役割がある

LinguaWriterを育てていく中で、それぞれの場所の役割も明確になってきました。

tecci.netは、AIライティングの考え方を伝える場所。

このLinguaWriterコラムを通して、「AIと文章」について考えていきます。

LinguaWriter Portalは、プロフィールを探す場所。

さまざまな「書き手」と出会い、自分に合ったプロフィールを見つける場所です。

LinguaWriterアプリは、実際に文章を作る場所。

話したり入力したりした内容とプロフィールを組み合わせ、AIの力で文章へ整えます。

この3つがつながることで、単なるAI文章作成アプリではなく、「自分らしい文章を書くための環境」を育てていきたいと考えています。

プロンプトを書く時代から、プロフィールを選ぶ時代へ

LinguaWriter Portalのトップには、こんな言葉を掲げています。

「プロンプトを書く時代から、プロフィールを選ぶ時代へ。」

第2章を通して、この言葉が単なるキャッチコピーではないことをお伝えしてきました。

プロンプトを否定しているわけではありません。

必要な場面では、これからもプロンプトは重要です。

しかし、すべての人がAIを使うためにプロンプトを学ばなければならない世界だけが答えではないと思っています。

プロンプトを書きたい人は書けばいい。

でも、書けなくてもAIを使える。

詳しく設定したい人は設定すればいい。

でも、詳しい仕組みを知らなくても文章を作れる。

使う人に選択肢があること。

それが、AIを本当に身近な道具にしていくのではないでしょうか。

LinguaWriterも、これから育てていきます

LinguaWriterは完成したプロジェクトではありません。

AIそのものが、今も急速に進化しています。

人とAIとの付き合い方も、これから変わっていくでしょう。

だからLinguaWriterも変わっていきます。

アプリを改善する。

プロフィールを増やす。

Portalを充実させる。

そして、このコラムを通してAIライティングについて考え続ける。

その中心に置きたいのは、これからも同じです。

「どうすれば、AIを使うための壁をもっと低くできるだろう?」

その答えを探しながら、LinguaWriterそのものも育てていきたいと思っています。


LinguaWriterを体験してみる

まずは、どんなライティングプロフィールがあるのかを眺めてみてください。

仕事に使えそうなプロフィール。

ブログやSNSで使ってみたいプロフィール。

あるいは「こんな書き方もあるのか」と思うプロフィール。

そこから、新しい文章の書き方が見つかるかもしれません。

▶ ライティングプロフィールを探す

▶ LinguaWriter Portalを見る


第2章「LinguaWriterという考え方」記事一覧

  1. なぜLinguaWriterを作ったのか
  2. ライティングプロフィールとは何か
  3. ライティングプロフィールには何を書くのか
  4. 自分に合ったライティングプロフィールの選び方
  5. なぜライティングプロフィールのライブラリが必要なのか
  6. 自分専用のライティングプロフィールを育てる
  7. LinguaWriterが目指すAIライティングの未来

第1章「AIライティングの壁」から読みたい方は、こちらのまとめ記事からご覧いただけます。

▶ 第1章まとめ|AIライティングの壁を越える7つの考え方

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